2018年 05月 26日
京の旅…「祇王寺」
大好きな京都の旅。。。
用を済ませ、訪ねたかったお寺やお店をタイムスケジュール通り、訪れることが出来ました。
〇さんのウエットに富み、かつ絶妙な時間配分、流れ、、、夜の部まで大満足!
ですが、大好きな京都は今や、外国のお客様で溢れていて、どこへ行っても情緒とか風情に程遠い昨今!
なので中でも超マイナーな場所をセレクトして頂いたのですが、
少ないとはいえ、おられました! 外国の方々。。。 (◎_◎;)
でも、平日でしたから随分マシだったかな?
一番感じ入った場所-------------------
京・奥嵯峨 「祇王寺」
竹林と楓に囲まれた草庵、平清盛の寵愛を受けた白拍子「祇王」が清盛の心変わりにより
都を追われて母と妹と共に出家、入寺した悲恋の尼寺として知られています。
「萌え出づるも枯るるも同じ 野辺の草 いづれか秋に あはではつべき」
平家物語に記された、祇王が館を追われるときに、せめてもの忘れ形見にと
障子に書き残して去っていったとか。。。
春は桜に美しい苔、夏は輝く新緑、そして秋は深紅の紅葉、冬は霧に煙る美しい草庵、
冬枯れの小枝に降り積もる淡雪は名画のよう-------------- 四季折々、愉しめる古寺。
当時の女人の哀れをかいま見た、密やかな滋味あふれるスポットでした。
是非、訪れてみてください。
感動の出会いはこれだけではないのですよ!
祇王寺の「吉野窓」この窓に向かってしばし想いに耽る。。。
穏やかな一日でありますよう...
by giggy2 | 2018-05-26 12:30 | 日々、